原口剛・飯田七海・白波瀬達也・平川隆啓編『釜ヶ崎のススメ』洛北出版

洛北出版の竹中さんと原口さんから、新刊ご恵投頂きました。 原口剛・飯田七海・白波瀬達也・平川隆啓編,2011,『釜ヶ崎のススメ』洛北出版.『釜ヶ崎のススメ』:洛北出版書籍詳細ページ http://www.rakuhoku-pub.jp/book/27149.html 先行する仕事から20年…

タルドについての論文集がドイツで刊行されています

Borch, Christian & Stäheli, Urs [eds.], 2009, Soziologie der Nachahmung und des Begehrens: Materialien zu Gabriel Tarde, Suhrkamp.ルーマンとタルドを比較する論文を書いたりしているChristian Borchと、Urs Stäheli (こちらはあまりまだ知らず、、…

2008年Tarde/Durkheimカンファレンス本出ています

2008年3月に行われたTarde/Durkheimカンファレンスの本が刊行されていました(このあいだのデュルケーム/デュルケーム学派研究会のときに、三上剛史先生にお教えいただきました。ありがとうございました。)。 Candea, Matei ed., 2010, The Social after Gab…

いただきもの。フランコ・ベラルディ(ビフォ)著 櫻田和也訳『プレカリアートの詩――記号資本主義の精神病理学』,河出書房新社.

少し紹介が遅れてしまったのですが、訳者の櫻田さん、編集の阿部さんから頂きました。ありがとうございます。 ビフォの本のはじめての邦訳となります。http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309245010 目次 0 いくつもの分岐点 1 未来のはじまったとき 2 情…

ラトゥール&レピナイ『情念化された利益の科学――ガブリエル・タルドの経済人類学入門』の英訳

ラトゥール&レピナイ『情念化された利益の科学――ガブリエル・タルドの経済人類学入門』の英訳が、アマゾン.jpから届きました(最近はJPでもたくさん洋書扱っていますね)。Latour, Bruno & Vincent Antonin Lépinay, 2009, The science of Passionate Inter…

タルド本、新版?結構でてるみたいです

タルド本、模倣の法則や刑事哲学の英語版、仏語版の新版なのかリプリント版なのかはっきりしませんが、2009年にもかなり出ていたみたいです。 とりあえずはもってるし保留で。 タルドが序文書いているレイモン・サレイユの刑罰の個人化の英語版もでてたので…

Lazzaratoさん新刊:Expérimentations politiques

Editions Amsterdamのブログに新刊情報がでてました。 Lazzarato, Maurizio, 2009, Expérimentations politiques, Paris: Editions Amsterdam.

ご恵贈いただきました。池田さん単著『タルド社会学への招待』

フランスでタルド著作集が刊行されて、タルド・ルネサンスといわれる以前からタルドに取り組んでおられる 池田祥英さんから、著作をいただきました。 ありがとうございます。励みになります。 この著作は日本人の書いたタルドを題に冠した著作としては2冊目…

友人の翻訳本がでました。『ベーシック・インカムの哲学』

同期の友人がずっとかかわってきた翻訳がついに出ました。 パリースのこの著作(原著はサーフィンしている人が表紙で、ロールズへの皮肉でもありました。邦訳は学術書らしい、シンプルで立派な装丁です) がベーシック・インカムを考える上で基本書であり、…

いただきました:タルド『社会法則/モナド論と社会学』

タルド『社会法則/モナド論と社会学』、発行日に贈っていただきました。 訳者の村澤さん、信友さん、そして河出書房新社の編集さま、ありがとうございます。 一気に読みました。もちろん読みやすく訳されておられます。 この新訳の意義については、すでに書…

タルド『社会法則』新訳&「モナド論と社会学」初訳

すでに伺ってはいたのですが、村澤さんのブログで紹介されていたので、こちらでも。 村澤さんの翻訳で、タルド『社会法則』が、河出書房新社より新訳で刊行予定だそうです(http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309244594)。 『社会法則』では、タルドの考…

購入。

Latour & Lépinay 2008 L'économie science des intérêts passionnés: Introduction à l'anthropologie économique de Gabriel Tarde, Paris: La Decouverté. 当初、タルド著作集第二シリーズの最後の巻『経済心理学』の序文として書かれたハズだったものが…

『出来事のポリティクス』書評

東琢磨さんが、『インパクション』に『出来事のポリティクス』の書評を、G8に「興味も関心もない」と宣言しつつ行われた広島での「H8」と関連させて論じてくださっています。ありがたいことです。 書評では、市民運動側が、G8において「世界のリーダー…

Lazzaratoさん新刊『不平等の統治』

来日の際にアンテルミッタン運動や取り巻く状況について、フーコーやドゥルーズの概念を使って論じた本が9月に出ると伺っていましたが、既に出ているようです。早速注文しました。Lazzarato, Maurizio 20080918 Le gouvernement des inégalités : Critique d…

PACEという雑誌

友人たちがつくっている雑誌、『PACE』の最新号が発刊されたようです。 今回の号は、付録もついたとても充実した内容になっています。 カンパ100円+αでお買い求めできるということですので、ぜひ。 僕にメールでご連絡いただいてもお買い求めできます。『P…

マウリツィオ・ラッツァラート著『出来事のポリティクス』、完成

洛北出版の竹中さんから、『出来事のポリティクス』の完成した本をお送りいただきました。 やっぱり本になったものを手にとってみて、自分がお手伝いしたものが形になったと実感できるのは、とてもうれしいものです。 村澤さん、竹中さん、そして、この翻訳…

マウリツィオ・ラッツァラート 著『出来事のポリティクス ―― 知‐政治と新たな協働』刊行予定です

かねてより準備していた、ラッツァラートの本の邦訳が、ついに洛北出版より刊行予定です。 僕は足を引っ張ってばかりで(まったく謙遜でもなんでもなく、です)、 無事本になったのは共訳者の村澤さん、編集の竹中さんのご尽力のおかげです。 ラッツァラート…

La Morale sexuelle入手

Tarde, Gabriel 2008 La Morale sexuelle, Paris: Éditions Payot & Rivages 入手しました。 André Béjin による Préface: La Sexualité et l'amour selon Tarde が収められています。

夏刈康男 2008 『タルドとデュルケム――社会学者へのパルクール』,学文社.

夏刈先生からいただきました。 ありがとうございます。 さっそく読了しました。 タルドのバイオグラフィについては日本語文献で一番詳しいです。 またシャンビージュ事件など個別の犯罪事件に関するタルドの議論を取り上げられているのも、日本語文献として…

タルドの新刊?

タルドのコレージュ・ド・フランスでの1901-1902年講義の記録である La morale sexuelleが、Sciences Humainesより刊行される(た?)ようです。 単婚/複婚、母権制/父権制なども論じているようで、楽しみです。 これはすでに1907年のArchives d'anthropolo…

夏刈康男『タルドとデュルケム――社会学者へのパルクール』

近刊。 おお、ついに和書でタルドの名を冠した研究書が。 ちなみに、夏刈先生は日大の紀要で 「タルド社会学へのバイオグラフィカルアプローチ」という論文も書いておられます。タルドとデュルケム―社会学者へのパルクール http://www.amazon.co.jp/dp/47620…

それでもつながりはつづく

長居公園テント村についての記録が公刊されたようです。 そのときの行政代執行の記録、そして行われた芝居についても読めるとのこと。 900円。 それでもつながりはつづく―長居公園テント村行政代執行の記録 * 出版社/メーカー: ビレッジプレス * 発売日: 200…

『模倣の法則』発売中

今日、村澤真保呂さんから『模倣の法則』を頂く。ありがとうございます。 カバーをつけても、外しても格好よいつくりになっています。 『世論と群集』で稲葉三千男さんがおっしゃっておられたのと同様に、翻訳もタルドの原文で読むよりわかりやすくなってい…

『模倣の法則』

HPに以下の文をいくつかの箇所に掲載。 河出書房新社より、ガブリエル・タルド著 (村澤真保呂・池田祥英訳) 『模倣の法則』が発売になります! くわしくは河出書房新社のHPで。『模倣の法則』(河出書房新社HP) http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309244…

『安全・領土・人口』

Foucault, Michel 2004 Sécurié, territoire, popuration: Cours au Collège de France 1977-1978, Editions du Seuil/Gallimard. =20070625 高桑和巳訳 『安全・領土・人口――コレージュ・ド・フランス講義一九七七‐七八年度』,筑摩書房. ミシェル・フー…

ヴィデオ哲学

Lazzarato, Maurizio, 2002, Videophilosophie: Zeitwahrnehmung im postfordismus, Berlin: b_books verlag.届く。気になるけれどドイツ語。 Stephan Genne と Erik Steinによる翻訳。 章題は以下。ウムラウトは"で表記。 1.Bergson: Die zeitkristallisati…

DISTINKTION

スカンジナヴィアの社会理論雑誌 DISTINKTIONの2004年、No9号 はタルド特集。アリエーズ、ジャン・フィリップ=アントワン、ブルーノ・ラトゥールらの名前もあり。アリエーズのはmultitudes2001年の論文から、ラトゥールのは「ガブリエル・タルドと社会的な…

Lazzarato本に引用されていたフィリップ・ザリフィアンの著作とどく。 Zarifian, Philippe, 2003, A quoi sert le travail?, Paris : La Dispute. 『労働は何の役に立つのか=何をサーヴィスするのか?』 コントロール社会について、「協同の力能」について…

・ドゥルーズの『シネマ2』の邦訳がついに出たので早速購入。 宇野那一 石原 陽一郎, 江沢 健一郎, 大原 理志, 岡村 民夫さんらの翻訳。 ・amazon.comでタルド本(Elibron classicsとして復刊)を購入も、手違いで同じ本が2冊来てしまった。 返品とか支払っ…

市野川容孝『社会』岩波書店 こういう本を読むと、自分の問題設定の卑小さが悲しくなってくるわけですが、非常に勉強になります。