夏刈康男 2008 『タルドとデュルケム――社会学者へのパルクール』,学文社.

夏刈先生からいただきました。
ありがとうございます。
さっそく読了しました。
タルドのバイオグラフィについては日本語文献で一番詳しいです。
またシャンビージュ事件など個別の犯罪事件に関するタルドの議論を取り上げられているのも、日本語文献としてははじめてだと思います。
タルドマニアとしては、表紙に挙げられているRUE GABRIEL TARDEの標識や以前の学会でお会いしたときに伺った、タルドの新婚旅行の先にもいかれたとのお話はうらやましい限り。
道のほうはタルドの故郷のサルラにあるはずなのですが、気付きませんでした。。。
テオデュル・リボーの社会学史への貢献度を高く評価しておられたのは全く正当なことだと思いました。

とりあえず目次ファイル作成しましたので、アップ。
http://www.ritsumei.ac.jp/~so029997/db/2008nm.html

タルド=デュルケム論争に関する自分の見解は、ここではない場所で発表できればと考えています。