2008-01-01から1年間の記事一覧

マウリツィオ・ラッツァラート著『出来事のポリティクス』、完成

洛北出版の竹中さんから、『出来事のポリティクス』の完成した本をお送りいただきました。 やっぱり本になったものを手にとってみて、自分がお手伝いしたものが形になったと実感できるのは、とてもうれしいものです。 村澤さん、竹中さん、そして、この翻訳…

【マウリツィオ・ラッツァラート来日企画】 労働・雇用・保障のオルタナティヴ

「労働・雇用・保障のオルタナティヴ 」のウェブページができました。 こちらになります。労働・雇用・保障のオルタナティヴ http://www.arsvi.com/a/20080623.htm

マウリツィオ・ラッツァラート来日します!

かねてより準備していた、マウリツィオ・ラッツァラートの招聘企画ですが、 広報できる段階に入ったのでお知らせします。 主催の生存学のウェブサイトでも近日中に情報が公開されると思います。もし関心のある方がいらっしゃいましたら、事前にご連絡いただ…

マウリツィオ・ラッツァラート 著『出来事のポリティクス ―― 知‐政治と新たな協働』刊行予定です

かねてより準備していた、ラッツァラートの本の邦訳が、ついに洛北出版より刊行予定です。 僕は足を引っ張ってばかりで(まったく謙遜でもなんでもなく、です)、 無事本になったのは共訳者の村澤さん、編集の竹中さんのご尽力のおかげです。 ラッツァラート…

IKZO YOSHIは津軽のエミネムか?

懸案事項だった文章をなんとか書き上げたのですが、その作業用BGMとしてこれ聴いてました。 最近はやっている吉幾三のリミックス版のなかでも一番格好よいす。StarrySky - IKZOLOGIC Remix -

Theory, Culture & SocietyにLazzarato関連論文あり

Theory, Culture & Society誌の最近の号に、いくつかLazzaratoの論文とLazzarato研究論文が掲載されています。 例えば、 Toscano, Alberto 2007 "VItal Strategies: Maurizio Lazzarato and the Metaphysics of Contemporary Capitalism," Theory, Culture &…

La Morale sexuelle入手

Tarde, Gabriel 2008 La Morale sexuelle, Paris: Éditions Payot & Rivages 入手しました。 André Béjin による Préface: La Sexualité et l'amour selon Tarde が収められています。

夏刈康男 2008 『タルドとデュルケム――社会学者へのパルクール』,学文社.

夏刈先生からいただきました。 ありがとうございます。 さっそく読了しました。 タルドのバイオグラフィについては日本語文献で一番詳しいです。 またシャンビージュ事件など個別の犯罪事件に関するタルドの議論を取り上げられているのも、日本語文献として…

サイトをUTF-8に変更しました

自分のサイトの文字コードをShift_jisからUTF-8に変更しました。 ついでに日記部分も変更してしまいたいのですが、はてなダイアリーはEUC-JPを使っていて変更できません。仏語表記もより多様することと思いますし、もしかしたら今後移転するかもしれません。

2005年12月にタルドワークショップが行われていました

2005年にはすでにタルドに関するワークショップが行われていたようです。 顔ぶれは、Andrew Barry氏、Nigel Thrift氏といったEconomy and Society誌に書いていた人たち、そしてエリック・アリエズが招かれているようです。ドラフトがダウンロードできます。G…

タルドの新刊?

タルドのコレージュ・ド・フランスでの1901-1902年講義の記録である La morale sexuelleが、Sciences Humainesより刊行される(た?)ようです。 単婚/複婚、母権制/父権制なども論じているようで、楽しみです。 これはすでに1907年のArchives d'anthropolo…

帰国しました

昨日無事帰国しました。

夏刈康男『タルドとデュルケム――社会学者へのパルクール』

近刊。 おお、ついに和書でタルドの名を冠した研究書が。 ちなみに、夏刈先生は日大の紀要で 「タルド社会学へのバイオグラフィカルアプローチ」という論文も書いておられます。タルドとデュルケム―社会学者へのパルクール http://www.amazon.co.jp/dp/47620…

タルド/デュルケムカンファレンスに参加してきました。

3月14日、15日にケンブリッジ大学で行われたタルド/デュルケムカンファレンスに参加してきました。写真はブルーノ・ラトゥール (Bruno Latour) とブルーノ・カルサンティ (Bruno Karsenti) がタルド=デュルケム論争を再現した模様と、発表会場の模様。 100…

[HP]タルド文献表更新 タルド文献表を更新しました。アルファベット順に修正したのと、文献を増補しました。まだ全部はできていないのですが、とりあえずアップ。

[メモ]モンパルナス墓地、マルセル・フルニエ 3月から、ENSのJourdan寮に引っ越しました。ここの図書館にはタルド資料もたくさんあります。実はPsychologie économiqueの現物をはじめてみた。ガブリエルの息子でアルフレッド・ド(と息子はdeをつける)・タル…

七尾旅人『911FANTASIA』はよい

最近のでたものの中では、あるいは同世代の人がつくったものの中では類を見ない圧倒的な想像力と労力が注ぎ込まれているであろう傑作、七尾旅人『911FANTASIA』が(いまさらながら)やはりよいと僕は思うのでぜひみなさん聞かれてはどうかとお知らせ。七尾旅…

Tarde/Durkheim Conference @Cambridge

タルド/デュルケム:社会的なものの経路 英文指導を行ってくれているTadさんが教えてくれました。感謝。 知っていればなんとしてでもエントリーしたのに。。。 自分の情報収集力のなさが悲しい。でも、終わる前でよかった。 Bruno Latour(Tarde役)とBruno K…

パビリオン・パスツールとデカルトの住まい

今週は大分落ち着いて、当初の予定通り午前中はScience Poでタルド資料を読み、午後は語学学校に通う。水曜にはアラン・バディウが一月に一回行っている(らしい)授業というか講演があり行ってみる(プラトンをラディカルなコミュニストとして読むもの。最…

無事入れました

昨日無事ENSのulmにある寮に入れました。 台所とトイレは共同、うーん学生寮。

無事着きました。

いまパリのホテルです。 今日はENSに行く予定。ちゃんと寮に入れるのか。。。

本日よりフランスに行って来ます

予定では、本日より1ヵ月半、フランスに滞在予定です。 おちつけばPCメールなどは使用かのうなはずです。 あと残り時間は数時間、まだ終わってない作業多数。 本当にいけるのか、、、。

1月29日「ガブリエル・タルドと生権力」@大阪大学

1月29日に、タルドの『模倣の法則』の共訳者で、いま一緒にラッツァラートの『出来事のポリティクス』を訳してくださっている村澤真保呂さんと、大阪大学で報告させていただきます。 生権力論研究会第三回(グローバルCOE「コンフリクトの人文学」プログラム…

Gabriel Tarde: une bibliographie

レンヌ大学でタルドを題材にMaster 2論文を書かれた Pierre-Camille PODVIN さんによるビブリオグラフィです。タルド研究に関する文献情報が充実しています。 しかし、2004年のフランス犯罪学会主催のタルド・コローク(僕は池田祥英さんについて見てただけ…

篠原雅武『公共空間の政治理論』合評会

昨日は合評会に参加・発表。 刺激的なよい会になりました。 ご参加くださったみなさんありがとうございました。篠原雅武著『公共空間の政治理論』合評会 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2007/0119.htm 『公共空間の政治理論』(2007年、人文書院)の…