1月16日,18−23日「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」@立命館大学国際平和ミュージアム

来週、「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」という写真展を国際平和ミュージアムにて開催します。
内藤順司氏写真展
「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」
・写真展日時:2011年1月18日(火)〜1月23日(日)、10:00〜16:00
 (月曜休館)
・場所:立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
 [外部リンク]国際平和ミュージアム アクセスマップ
 入場無料。 IKTTで織られた布も併せて展示いたします。

http://www.arsvi.com/a/20110116.htm

クメール伝統織物研究所(以下、IKTTと略記)の伝統の森再生プロジェクトを撮影した内藤順司氏の写真を1週間程度展示する。その期間中に、IKTTの所長である森本喜久男氏の講演会、そして撮影者である内藤順司氏の講演会をおこなう。同時に、IKTTにおいて織られた布を展示する。
 IKTTは、カンボジア・シエムリアップを拠点に、長い戦乱のなかで失われつつあったカンボジア独自の伝統織物の復活をつうじて、人々の生活と、それを支える自然環境の復元を目指している。その活動は単に織物の再生にとどまることなく、女性、とりわけや障害者にディーセントな労働を提供する場ともなっている。また、近年の「伝統の森」再生プロジェクトでは、伝統的な織物を支えてきた自然環境や村の生活そのものの再生を目指して養蚕、耕作、森の再生、祭りや伝統技術ならびに生活文化の再生、教育環境の整備などの活動を通じて、単なるNPOの活動を超えたレベルで、一つの「村」と「森」とを荒地に創りだしている。このような環境に配慮したコミュニティ創出の試みは、世界的にみても稀有な例であり、「支援」および「生存」の未来のあり方を提示しているのではないだろうか。


併せて、今回の写真展の写真を撮影されたフォトグラファーの内藤順司さんの講演会を1月16日に開催します。


内藤順司氏講演会
「私はなぜ、海外で活躍する日本人を撮るのか?」
・講演会日時:2011年1月16日(日) 14:00〜
・場所:立命館大学国際平和ミュージアム
 入場無料。
 *お越しいただいた方には極力参加できるよう努めてまいりますが、定員に限りがあり、入場できない場合がありますことをご了承ください。

会期中22日には、クメール伝統織物研究所代表の森本喜久男さんの講演会もあります。

■森本喜久男氏講演会
「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」
・講演会日時:2011年1月22日(土) 14:00〜
・場所:立命館大学国際平和ミュージアム
 入場無料。
 *お越しいただいた方には極力参加できるよう努めてまいりますが、定員に限りがあり、入場できない場合がありますことをご了承ください。


ぜひお越しください。