近況

ご無沙汰しています。
新年度になり、身分も変わりました(出身大学院である先端総合学術研究科の研究指導助手)。
仕事があるのはありがたいことです。

同時に、震災、そして原発事故をうけて、あまりに知らないことが多すぎたと、少しづつ関連資料などを読んでいます。どうしてこうなっているのか、歴史的にも押さえておくことが、内心の落ち着けどころを見つけるためにも必要なようです。

またタルド関連では、4月16日に和歌山で開催されるデュルケームデュルケーム学派研究会で報告させていただきます。D研には東北大学からの参加者もおおく、すぐに顔が浮かびます。いま発表させていただいてよいものかと迷いはありつつも、博論の内容からその先へと付け加えるかたちで報告させていただきたいと思っています。


デュルケームデュルケーム学派研究会第22回研究例会「タルドとモースの革新――デュルケーム学派の内外」

日時:4月16日(土)午後1時
場所:和歌山大学まちかどサテライト
報告:
・溝口大助(東京外国語大学) 「初期モースの宗教論について」

・中倉智徳(立命館大学) 「発明し模倣する個人からなるアソシアシオン――ガブリエル・タルドにおける社会学経済心理学