洛北出版より本がでます

昨年提出した博論をもとに、洛北出版より本がでます。

ガブリエル・タルド――贈与とアソシアシオンの体制へ』

というタイトルです。


洛北出版の竹中さんがとても格好のよい書物にしてくださいました。見かけたらぜひお買い求めいただければ。

ガブリエル・タルド ― 贈与とアソシアシオンの体制へ』
   中倉智徳 著

   四六判・上製・446頁
   定価[本体3,200円+税]
   発行 洛北出版
  ★ 4月末 刊行予定


労働の喜びとは何か? それは、共にあり、共に作業すること、社交性が花を咲かせることである。そのためには、余暇の増大と、無数のアソシアシオンの群生が不可欠なのである。―― タルドの〈欲望と信念に基づく富の理論・統治術〉を丁寧に読み解く。

Nakakura Tomonori
1980年生。専門は社会学、社会思想史。
現在、立命館大学非常勤講師。
論文に、「発明の力能 ― ポストフォーディズムにおけるガブリエル・タルド」(『現代思想』2007年7月号所収、青土社)など。
翻訳に、マウリツィオ・ラッツァラート著『出来事のポリティクス ― 知‐政治と新たな協働』(共訳、2008年、洛北出版)など。

洛北出版のブログでも4回続けて紹介してもらっています。

タルド ― 贈与とアソシアシオンの体制へ』その1
http://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-713.html

タルド ― 贈与とアソシアシオンの体制へ』その2
http://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-714.html

タルド ― 贈与とアソシアシオンの体制へ』その3
http://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-715.html

タルド ― 贈与とアソシアシオンの体制へ』その4
http://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-716.html