はてなダイアリー 月鎌/Fの中のMの中のF
http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20041223#p3

ゲスト講義の終了後、私的に質問している間に漏らされた一言に「R館に来て初めて、専門家・研究者として紹介された」という言葉があった。スピーズ博士はドクターを修了されている、れっきとした研究者である。同じ思春期メディアを対象とする領域の先人として、同時に「フロンティア」をゆく勇者として、敬意を払うべき方だと私は実感した。

そういえば、スピーズさんにはじめてお会いした(というかほとんどそのときだけしかお会いしたことがないが)アイリス・ヤングが先端研の授業で来た時の「通訳係」としてだった。
スピーズさんは日本の少女漫画「研究者」で、「オールウィン・スピーズ」でアマゾン検索すると『フルーツバスケット』や『彼氏彼女の事情』の英語版作者、をなさっているらしい。


そういえば博士号取得者が「超高学歴フリータ−」とならざるを得ない状況だ、という文章を最近読んだばかり。鬱々。
どこかの偉い人は、この国際化の時代、日本に需要がないならアジアに行けばいい!と豪語しておられたが。。。そりゃーあなたはもう日本に職があるんだからそれでよかろうさ、とは口が裂けても言えませんな。でも、それも思案のし所だったりするのかな。