橋本みさおさんに会う

今日の松原洋子先生の授業に、橋本みさおさんが(京都観光のついでに?)来られるというので行ってきた。
30分ほど立岩・松原両先生から、橋本さんとALSの現状についての紹介があった(日本には呼吸器をつけていきている人はそれほどおおいわけではないが、北欧なんかでも尊厳死を迎えている人はたくさんいる、とか、2006年には ALSの国際学会が日本で開かれるとか)後、橋本さんがお腹の上に犬のさくらをのせて教室へこられた。
そこで質疑応答。
現代思想11月号で文章を読んだときも、うまいこと書く人だと思ったが、
話してみても、ひとつひとつ回答が面白く、わかりやすい。
小泉先生と不思議がっていたのだが、通訳の人とまぶたやほお、まゆげ、眼の動きなどで
実にうまくスムーズにご自分の言いたいことを伝えておられた。
「スマップの年末のコンサートがなくなって残念」、「新人ヘルパーが二日続いたときはさすがに無口になる」とか。
立岩先生はレジメで折り紙を作っていたり、小泉先生もどぎまぎしていたりと
なかなか見れない一幕もありつつ、楽しい授業でありました。
橋本さんは授業後、繁華街の河原町へいくと言っておられた。
単純にすげーと感心つつ、やはりこういう人は少数派なのだろうという
気もしつつ、立岩先生の本をちゃんと読んでみようと思ったのでした。
なんて、うーん、小学生の感想みたいだな。

さくら会HP
http://www31.ocn.ne.jp/~sakurakai/index.html

arsvi.comのALSに関するページ
http://www.arsvi.com/0y/als.htm