23日無事終わりました

 23日「労働・雇用・保障のオルタナティヴ」、無事終わりました。
不安定な生活ということでは一致しつつも、それぞれ異質でもあったどの発表も面白かった。
渡邉さんからの提起「障害者運動と労働運動に出会いはありうるのか」にもあったように、障害者の要求を労働強化として抑圧してしまうといった衝突や緊張関係もはらんでいるようなそれぞれの活動が、「ネットワークとパッチワーク」の様式で繋がっていく、そんな感覚をうけた会でした。
企画者としては、盛況で、それも安心しました。

 22日の『出来事のポリティクス』出版記念イベントも、とてもよい会になり、それこそよい出会いの場となったのではないでしょうか。

ラッツァラートさんは、22日はフーコードゥルーズガタリの哲学の立場から、ミクロ権力とマクロ権力の分析といった話をなされ、23日はアンテルミッタンと不安定生活者について、具体的な数字や出来事に基づいて社会学的な話をされて、「社会学者/哲学者」という肩書きを裏付けるような発表をなされました。