高村学人『アソシアシオンへの自由』合評会

立命館大学・政策科学会研究会
   合評会 高村学人著「アソシアシオンへの自由」   
    
         (勁草書房、2007年)
  【評者】
   法学の立場から  京都大学法学部助教 井上 武史
   社会学の立場から 先端学術研究科博士課程 中倉智徳
   思想史の立場から 政策科学研究科博士課程 苅谷千尋
  【リプライ】政策科学部    高村 学人 准教授
  【日時】 2007年10月19日(金)16:30〜
  【会場】 立命館大学衣笠キャンパス 洋洋館3階 96
0教室
  聴講は自由です。多数のご来場をお待ちしております。

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高村学人 20070223 『アソシアシオンへの自由――〈共和国〉
の論理』,勁草書房
ISBN: 9784326402410

「 中間団体という問い。結社を敵視し、国民国家と諸個人の
二極構造を創出して「近代」を設計したフランスが、結社の自
由を承認するまで。知的格闘の社会学的探究。

結社の自由を認めなかった革命期の「人権宣言」から、1901年
のアソシアシオン法の成立までの過程を追跡しながら、<共和
国>の論理を浮かびあがらせる。いかなる中間団体が認められ
るべきか。これは、国家ではない社会とはいったいどのような
存在なのか、われわれの選択する個人が自由な社会とはいかな
るものか、を問うことにつながっている。」

目次などは以下。
http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN978-4-326-40241-0