TVから聞こえてくる問題ではない。

多かれ少なかれ、どんなことにでも派閥はある。
難しい問題になればなるほどその対立は深刻であり、
ときには人生を左右してしまうほどに、決定的な選択を迫られることがある。
おそらく問題は、原因がつねに複数あり、とうぜんに解決も複数あり、それぞれに帰依する解決が両立しないからなのだ。
どれが真の原因なのかをそれぞれに信じ、あるいは、どれが真の解決かをそれぞれに信じ、身体を賭して自らの解決を選び取らなければならないからなのだ。