こんなお知らせをいただいたので転載。



なぜ警察は殺人を推奨する者を守り、殺人に反対する者を逮捕したのか?
なぜ「靖国に参拝する自由」は許されて、「靖国参拝に反対する自由」は許されない
のか?

下記のサイトで今回の被弾圧者へのカンパと支援メッセージを募集しています。

☆「8月15日事件救援会」 http://antifa815.podzone.org/

「2005年8月15日正午前後、靖国神社周辺・九段坂下の路上で「戦争反対」「戦死者
の〈英霊〉化反対」の意思表示を行っていた市民50名余りが警察に暴行され、そのう
ち4名が逮捕されました。当ウェブサイトは、4名の被逮捕者の無罪釈放まで支援に取
り組む「8月15日事件救援会」からの情報を伝えていくものです。ご注目くださ
い。」

☆「8月15日の靖国事件に抗議する声明」より

「(…)
正午の時報を合図に、軍国主義者たちが黙祷を捧げ、そこから数百メートル離れた路
上で、戦争反対を訴える私たちの友人が警察官に逮捕されました。かれらは、戦没兵
士への「追悼」がさらなる戦争を準備するものであることをうったえ、戦争と軍国主
義に反対するプラカードを掲げていました。プラカードを持った約50名の市民が靖国
神社に向かって足をすすめようとするなかで、おおぜいの重装備の警察官が彼らを取
り囲み、たまたま通りがかっただけの人々をもまきこんで、暴力的に圧迫しました。
そうして、包囲した市民のなかから4名を引きずり出し、逮捕したのです。警察は逮
捕理由を「公務執行妨害」であると言っています。しかしそこにいかなる正当な公務
があったというのでしょうか。
(…)」

☆「東京地裁は4名への勾留をただちに取り消してください。不法な家宅捜索を許可
しないでください。」より

「(…)
■嫌がらせの勾留と家宅捜索をやめてください

一般に被疑者の勾留と家宅捜索は、犯罪事実を立証するために必要とされています。
しかし、「8月15日事件」の4名に対して行われている勾留と家宅捜索はこれらとまっ
たく無縁の嫌がらせにしかすぎません。もし警察が主張するとおり彼らが現行犯なら
ば、警察がやるべきは、いかなる公務がそこにあり、それがどのように妨害されたの
か、犯罪事実を証し立てることです。それは長時間監禁して取調べることであきらか
になることではありません。また犯罪事実を証明する証拠は彼らを逮捕した歩道上に
あるはずであり、彼らの自宅にあるはずがありません。勾留も家宅捜索も不要なので
す。

■捜索で暴力と暴言を行使しないでください

家宅捜索の実態についても、暴力的かつきわめて違法性の高いものと言わざるを得ま
せん。ある被疑者の自宅には、日没間際に警察だと名乗る5名の男性が突如侵入して
きました。驚いて応対に出た住人が「どなたですか?」と問いかけても彼らは無視
し、ドカドカと階段を上がってきました。彼らは住人の求めにまったく応じることな
く、警察手帳すら示さず「ガサダ!ガサダ!」とわめきちらしたのです。

捜索ならばということで、住人は捜索令状の提示と、捜索への立会いを求めました
が、男たちは住人の襟首をつかみ、「お前日本語わかるのか!?」「ロクに答えるこ
ともできないクセに!」「ネズミみたいにチョロチョロすんな!」などの暴言を吐い
た挙句、「お前らは信用できない。消防を呼ぶ」と言い放って、住人の手足を持ち暴
力的に排除したのです。
(…)」

☆「支援メッセージ」から引用

「わたしは20代半ばのひとりのフリーターです。
わたしは8月15日に靖国神社での正午の黙祷に合わせ、境内に赴き、反対の声をあげ
る行動に参加しました。が、しかし・・・私たちは境内に移動することすらできませ
んでした300m手前の駅から地上に上がるやいなや、現場に居合わせた警官に回りを囲
まれ、威圧されたのです。

すげぇこわかったー。わたしはジョークの一つも言えやしないものすごい緊張状態に
さらされました。

老若男女問わずの参加者を警官は虫けらのように扱いました。着ていたTシャツを引
き裂いて辱めさせたり、蹴飛ばしたり殴るなどの「公務」を行いました。そしてつい
には参加者の中から4名を逮捕したのです。
(…)」