R.E.M.!!!

昨日はR.E.M.の10年ぶり来日公演。
僕は10年前はクロスロード(ミスターチルドレン)を合唱コンクールで歌っていた
くらいだったので、そんなREMのことなどまったく知らなかった。
彼等のことをしったのは数年前、大学生になってからで、
たぶん、もうすでに彼等は三人になっていた。
そのころ、田中宗一郎が10年前のREMのライブのことを「今世紀 [20世紀] 最高
のライブ!!」と囃し立てていた。
すでに大物でベテランで、アメリカの大学生に受けてデビューした草の根バンド、
という肩書きはすでにロックの教科書にでてくる伝説だった。
僕はそのころ軽音楽部発売された「UP」をはじめて聴いて、
ファンになったという記憶がある。

今回のライブは、動いている彼等を見ることができた、というだけでほとんど満足する
つもりだったのだが、客のリクエストに応えてのナイトスウィミング、ファインド・ザ・
リバーと、ひっくりかえるほど感動した。
特に、僕が最初に買ったアルバム「UP」の中で一番聴いた「Walk Unafraid」がはじまった時は
手が震えた。
バンドメンバーたちも盛り上げようとしつつもリラックスしてとてもいい雰囲気で演奏しており、
かつ、観客もこの時間を一瞬でも逃したくない、できるならずっとこのままライブが
続いてほしい、、、と、双方がぴたりと合った魔法にかかったような瞬間、というのが何度もあって本当に素敵なライブだった。