松原洋子・小泉義之編 2005 『生命の臨界』 人文書院

立 命 先端研生命領域の専任教員である、遠藤彰先生、小泉義之先生、松原洋子先生と、院生の大谷いづみさんの共著。

各人の論文とインタヴュー1本ずつが収められている。
とりあえず遠藤先生のから読み始めているけど、読みやすいし面白いっす。
ぜひ。

arsvi.comでの紹介 (まえがき あとがきが読めます)
http://www.arsvi.com/b2000/0502my.htm

目次
I 医学と科学
 生物医学と社会……………………松原洋子
 「新遺伝学」と市民………………松原洋子
 病と健康のテクノロジー…………市野川容孝・松原洋子
II 生命と教育
 「いのちの教育」に隠されてしまうこと−「尊厳死」言説をめぐって…………大谷いづみ            
 「問い」を育む−「生と死」の授業から…………大谷いづみ
III 生態
 「生態遷移」というグランド・デザインの発想−20世紀の生態学と遺伝学…………遠藤彰            
 現代の「環境問題」と生態学…………遠藤彰          
IV 生−政治
 ゾーエー、ビオス、匿名性…………小泉義之          
 生存の争い…………………………立岩真也小泉義之