日イ会館での「土方巽暗黒舞踏の記録映画。ここでも寝てしまう。
暗黒舞踏はやはりいろいろ暗黒だった。
舞踏にはやはりタイトルがついていて、「少女」や「草摘み少女」なんていうのは、ああそんなもんかな見える見えると思ってみてたけれど、「氷」や「三人蝿娘」、ましてや
秋田の海草の漁の回想まで入ったあとの「・・・」(ねばねばする海草の名前だったけど忘れた。その海草映像がやたらエロい)なんて、もう僕にはよくわからないので動きだけを楽しもうと。
最後になって音楽と舞踏が触れてみたりずれてみたりして心地よいのに気付いたが、この
音楽はあとでつけたのかそれともあの場所、73年の西部講堂で鳴っていたのかも謎だった。
動きにインパクトと不可思議さといわゆる色気(半裸の女の子より土方巽のほうが)がたっぷり
でてて、こんな状態の僕でも十分に楽しめた。