もうすぐHP開設10年に

2003年、先端総合学術研究科のディジタル・デザインIという授業で稲葉光行先生にHP作成の技法をならって開設した自分のHP。今年で気がつけば10年になる。
10年目というのはよい区切りだと思うことにして、更新回数を増やしていきたい。

そのディジタル・デザインIの授業を、北村健太郎さん、小川浩史さん、小林勇人さんと教えているというのは不思議な感覚ではあったけれど、それももう次年度で4年目となった。
稲葉先生から教わったときはホームページに特化したものだった。いま教えているのは、ニーズにも合わせ、文献の検索・整理、HP作成、プレゼンテーション講座となった。その分どうしても一つ一つは浅くなってしまうが、それでも、その後の研究生活において土台となるような、10年後も残るような技法、構えを伝えたい。

北村さんがディジタル・デザインIのサイトを毎年作成・更新してくれていて、とても助かっている。これまでの授業内容もみることができる。

ディジタル・デザインI(北村さんHP内)
http://www.livingroom.ne.jp/t/dd.htm


最後に関係ないけど、いま聴いてた音楽ということでStaff Benda BililiのNA LINGUI YO。数年前の曲と映像だけど、空き缶と一本の鉄線?でできた自作リード楽器、自作手漕ぎ車椅子がやっぱり格好いいんです。

所属変更

ご無沙汰しています。
この4月より、
所属が日本学術振興会特別研究員PDとなりました。
大阪府立大学人間社会学部に受け入れていただいています。

これからが、おそらく一番勉強出来る時期。
ここ1年以上論文を書けていないので、生産性を上げていくべく研究に努めていきたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

※拙著宣伝用にこのエントリを当分冒頭においています。その他記事はこのエントリ以下をご覧ください。

拙著

ガブリエル・タルド――贈与とアソシアシオンの体制へ』

(洛北出版、2011年)、発売中です!

http://www.rakuhoku-pub.jp/book/27132.html


労働の喜びとは何か?
それは、共にあり、共に作業すること、
社交性が花を咲かせることである。

そのためには、
余暇の増大と、
無数のアソシアシオンの群生が
不可欠なのである。

―― タルド
〈欲望と信念に基づく富の理論=統治術〉
を丁寧に読み解く。

第22回ときめき☆セミナー 機械状アニミズム:フェリックス・ガタリの思想と人類学

本日、この企画に参加します。村澤真保呂さん通訳、信友建志さんコメンテーター、杉村昌昭さん司会という予定となっています。ぜひ。

第22回ときめき☆セミナー 機械状アニミズム:フェリックス・ガタリの思想と人類学

【パネリスト】

 マウリツィオ・ラッツァラート
 アンジェラ・メリトプロス



日時:2011年10月22日(土) 14:00−17:00

場所:大阪大学(吹田キャンパス)人間科学研究科・東館207(ユメンヌ・ホール)

使用言語:フランス語(通訳あり)

共催:文部科学省科学研究費補助金若手(B)「発明と資本主義社会をめぐる思想史的研究――ガブリエル・タルドの理論を中心に」(代表:中倉智徳)

※どなたでも自由に参加できます。


【プログラム】
14:00-15:00
映画上映
(メリトプロス/ラッツァラート制作、60分)

15:10-16:40
講演(マウリツィオ・ラッツァラート)
映画解説(アンジェラ・メリトプロス)

コメント
質疑応答

原口剛・飯田七海・白波瀬達也・平川隆啓編『釜ヶ崎のススメ』洛北出版

洛北出版の竹中さんと原口さんから、新刊ご恵投頂きました。
原口剛・飯田七海・白波瀬達也・平川隆啓編,2011,『釜ヶ崎のススメ』洛北出版.

釜ヶ崎のススメ』:洛北出版書籍詳細ページ
http://www.rakuhoku-pub.jp/book/27149.html


先行する仕事から20年たった現在からの、研究の質を落とすことのない「入門書」を目指して書かれたとのことです。
格好いいです。写真もたくさん。歴史的に押さえつつ、シンゴ☆西成のリリックも入ってる。釜ヶ崎の今昔が、まちとひとの運動がわかるものになっているのではないかと期待しながら、これからじっくり拝読させていただきます。

ありがとうございます。

 拙著合評会@立命大

明日、拙著の合評会を開催して頂きます。
ありがとうございます。
参加自由とのことです。
多少、開始時間がずれることがあるかもしれません。

■公開合評会企画・5 『ガブリエル・タルド――贈与とアソシアシオンの体制へ』を読む
日時:2011年09月13日(火)16:20〜20:30
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館412 [外部リンク:アクセスマップ(→キャンパスマップ)]
講師:中倉 智徳(立命館大学大学院先端総合学術研究科研究指導助手統括)
司会:天田 城介(立命館大学大学院先端総合学術研究科)

※参加自由。事前申し込み不要。
※16:20〜18:00過ぎまでは先端総合学術研究科院生の研究報告(プロジェクト演習での報告)をしますので、それが終わったのち、合評会を行います。

◆対象書籍
中倉智徳 20110331 『ガブリエル・タルド――贈与とアソシアシオンの体制へ』,洛北出版

◆主催
立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点
立命館大学生存学研究センター
文部科学省科学研究費補助金若手(B)「戦後日本社会における〈老い〉と〈高齢化〉をめぐる表象と記憶の政治」(代表者:天田城介)
文部科学省科学研究費補助金若手(B)「発明と資本主義社会をめぐる思想史的研究――ガブリエル・タルドの理論を中心に」(代表者:中倉智徳)

◆お問い合わせ
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
立命館大学大学院先端総合学術研究科
天田 城介
E-mail:josuke.amada[at]nifty.com *[at]→@

http://www.arsvi.com/a/20110614.htm#05